塗装業界へのつぶやき
2023-12-03
外壁塗装工事の保証内容について
外壁塗装工事の保証内容は、
剥離(塗膜が剥がれる)と急激な変退色(色褪せ等)に大別されます。
しかし、外壁塗装工事は、あくまで半製品。 というのは、 まずは、塗装時期。
塗り替えをご検討される方の価値観は各人様々です。
実際の住宅街では、塗料メーカーの塗り替え推奨時期どおりに塗装工事が 行われているわけではございません。
同じ年数に建てられた建売分譲住宅でさえ、人により外壁塗装工事への 塗り替え時期、塗り替えに関する考え方は一律ではございません。
一般的に多い塗装基材の初期に塗布されているアクリル塗料(4~5年)から遅れがちでの 塗装ご検討時期製造元の塗料メーカーの提起される
外壁塗装工事の塗り替え推奨時期から お客様が塗り替えをご検討される時期までの差異。
各種の塗装基材の材料(部材)の特性を考慮し 一般的に謳われております。
塗装基材毎の塗り替え時期は
外壁:5~7年 屋根:5~7年
木部:3~5年(最低でも5年に一回)
鉄部:3~5年(最低でも5年に一回)
工事時期から、 簡単にいうと、その引き算が 「痛み」となって目に見えるものです。
もちろん、目に見えない、見えずらい「劣化、痛み」等も多数存在しております。
塗料の持つ機能は塗装基材はその防水他各種機能性が低下してしまいます。
まず、大事なのが塗装する前の基材の状態です。
本来、塗装基材を痛ませない為の防水塗膜が、実際はどうでしょうか?
痛みが露骨に目に見えるようになってからの外壁塗装工事のご検討ではないでしょうか?
塗装が半製品といわれる事由としましては、 塗装基材の状態、塗料の性能、塗り回数、塗装職人の職能、
目利き、天候、塗料の希釈等にて 同じ塗料を使用したとしても、その性能には差異が生まれてしまいます。
これらの複合要因が起因してくるからです。
極端な例では、 下請けの塗装業者に 元請けが 請負金額の中で 値段が高い塗料を要求したとします。
限られた予算の中で、材料代が圧迫されるとしたら 塗装業者は、まずは何を考えるでしょうか?
そうです! 「塗膜」に影響を及ぼすような事由が起こりえます。
(塗料と職人の手作業)で「塗膜」を形成するものです。
その付加価値として美観性を付与され、塗装前よりキレイにはなります。
外壁と屋根の塗装は、よほどのことがないかぎり剥離や急激な変退色は致しません。
あるとすると、保証できない木部・鉄部の付帯があげられます。
しかし、これらは経年劣化にて痛んでいる状態での塗膜付与の外壁塗装工事の性質により全てを塗装業者が責任を持てるものでもございません。
埼玉、千葉のご近所の住宅をご覧になってください。
いわゆる塗装欠陥のまま、何年も放置の家がありませんか?
塗装した直後はきれいだったけれど、3年くらいで木部、鉄部の剥離が目立つ住宅。
1ミリ以下の薄い塗膜。施工された塗装工事の塗膜の内訳はご存知でしょうか?
2回塗り?3回塗り?
じつは、ピン?1回塗り?
基材の状態によって、必要な下地処理、必要な塗回数が異なるのは必然ですが
果たして、お客様はその考え方があるでしょうか?
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