塗装業界へのつぶやき

2023-11-25

シャッターの塗装に関する不具合

シャッターの塗装に関する不具合


はがれ(ピーリング): 不具合: 塗装がシャッターの表面からはがれてしまう現象です。

塗料が剥がれている箇所が目立ちます。


原因:不適切な下地処理:塗装を施す前に、シャッターの表面を適切に清掃し、

プライマーを適切に塗布しなかった場合に起こります。


塗料の品質不良:安価な塗料を使用すると、剥がれやすくなります。


影響: はがれた部分から水分が浸入し、シャッターが劣化する原因となります。


ひび割れ: 不具合: 塗装表面に細かいひび割れが現れることです。


原因:塗料の硬化不良:塗料が適切に硬化しなかった場合、ひび割れが生じやすくなります。


温度変化:気温の急激な変化によって、シャッター材と塗料が異なる速度で収縮・膨張することが原因となります。


影響: ひび割れは外観を損ない、水分や湿気の侵入を促進します。


変色: 不具合: 塗装が時間とともに変色し、本来の色や外観と異なる色になることです。


原因:UV(紫外線)曝露:太陽光線に長期間さらされることで、塗料が変色することがあります。


塗料の品質不良:低品質の塗料は変色しやすくなります。


影響: 外観の劣化が見られ、建物全体の美観に影響を与えます。


剥離: 不具合: 塗装がシャッターから剥がれ、一部または全体が剥離することです。


原因:塗料の密着不良:下地の不均一、塗装前の下地処理不足、汚れの存在などが原因となります。


影響: 剥離部分から水分や湿気が侵入し、シャッター材が劣化する可能性が高まります。


不具合が発生した場合、早期の修理や再塗装が必要です。

プロの塗装業者に相談し、原因を特定し、適切な修復作業を行うことが重要です。

また、定期的なメンテナンスを行うことで、不具合の予防にも貢献します。


ハウスメーカー様に塗装工事を依頼をすると、シャッターボックスは塗装しても

シャッターは塗装することによる不具合が多いため、塗装はしません。


弊社もその考えに準拠しております。

特に電動シャッターの場合、注意が必要です。

シャッター塗装